コントロール

部屋に物が増えすぎて、何もかも捨てたいけれど、捨てるべき物が見当たらない。冬が過ぎたら厚ぼったい物たちは多少減るのかもしれない。すっきりするには減らさなければいけない。何も選び取れない私は両手いっぱいに要るか要らないかもわからない物を抱えて、甘ったれた泣き言を漏らしながら埋まった手で頭を抱えるのである今後も。


違う、こうじゃないって、何度も繰り返してる。好きな物の事を書きたいけれど、私の言葉は薄っぺらくてだめだ。身体に蓄積していく、記憶に書き出していく、それは私だけの物だ。中身がない。言葉が拙い。


雪が融けている。
まだセーラー服を着ていた頃、布団の暗闇で聴いたblgtzは19歳の私にも響いてくれる。
真っ白だと思っていた彼の音は今は流れる血液の色のようだ。溢れ出すように鳴る轟音で耳が満たされた。上手く伝えられなかったけれど、嬉しかった、本当に。


此処を抜け出そうと考えている。

迷子

泣くのは体力が要る。疲れてくたくたになって眠ったらよくわからない夢を見て、目が覚めたら早朝で、何もやる事がないからまた眠った。昼まで眠る生活はあと一ヵ月くらい続くけど(堕落の極み)、どんどんいろんな事が薄れていく。私は思い出して思い返して忘れないように思い続ける。声をあげて泣いたら涙はあまり出ないけどくしゃくしゃになった顔全然可愛くなくて笑える。可愛い女子にはなれない。



(↑可愛い女子だった頃)
今年はひなまつり、実家に居られない。でも雛人形は見てきた。お雛様は美しい。


いつまでこの部屋はこのままで居てくれるだろうか。こないだ帰省から戻ってきた時、やっぱりこの部屋の匂いが好きだなと思った。あとこの部屋に住み始めてから、実家の匂いが解るようになった。なるほど動物の匂い。匂いってその環境の中にいると案外わからないものだと思うから。
今あるこの匂いがいつか消えてしまうと思うと、ぼろぼろ目から水が出て敵わないのである。


3月になった。4日から6日まで熊本に行く。
ありがとうを言いに、音楽を聴きに、見届けに、見送りに。札幌はまだまだ冬です。でもちょっと溶けてきた。

Y N


ただいま札幌。新しく買った服もともと着てたのの上に着たらとてもボーダー。


自分の思うことがすべて正しいなんて思わないけど、自分の感性を私は信用している。今のところは。
いい物はいいって言うし悪い物は悪いって言う。それがどうしてたまにとても難しいのだろう。

フォーマット

された。片仮名に弱い(という問題でもない)。一瞬だった。南無。


‐‐‐‐‐





(↑真理くんブラウス)


まだよくわからない。試行錯誤中。白可愛い。


‐‐‐‐‐


ちょっと若干ほんのり、面倒なことになった。事が進めば進むほど自分の底の浅さというか根暗っぷりに落ち込む。どうして私が落ち込まねばならんのだ…という状況ではあるけどまぁしょうがなくはある。
無理をしなくていい相手でないといけないし、可愛い人でないといけないし、想像力フル稼働で見守らなくちゃいけないし、男子は大変だ。言葉を大切にしない人とは仲良くなれない気がする。
私によくしてくれる人や、私をよく知っていてくれる人は、大抵文字としての言葉によって出会った人だ。ぐっちゃぐちゃの吐露とか、もう最近はあの場所ではあまり書かないようなこととか、そういうのを通過してなお見守っていてくれる人は、顔と顔、声としての言葉と言葉で出会うのとはまた違う。そして困ったことに年々それ以外の人との関わり方がへたくそになりつつある。
「君は他人に甘すぎる」、私が他人を気にかけるほど他人は他人を気にかけはしないってこと。気にしいな私は致命的。昔言われたことが今になってじわじわきている。


やっと矯正装置が外れるの、楽しみだ。

blue blue


ご無沙汰しております。あけましておめでとうございました。
なんだかんだ年末のまとめやらライブのことやら書きたいことひとつも書かずに明けてしまい、気付けば2012年も12分の1が終わってしまったようです。
何を書いてもあざとい気がして何も書きたくなくなることが最近は多々。
気になっているような気がしていたけど気にしないようにしていたことがいよいよ気になり始めた。気にしいだからいろんなことが気になるけど追いかけるだけの体力がない。


カメラを買い、ずっと欲しかった靴を買って、何処で買うか決めかねていたCDをようやく買った。
本を読みたいし映画が観たいし服を買いたい。
煩悩にまみれて凡庸のままで。日々がつまらないのは自分がつまらない人間だからだ。
好きなものが少ないことは、淋しいことだなぁと、よく思う。


東京に行ってよかった。会ってくれた方々ありがとうございました。
とても寒かった。冬の水族館は青かった。煙草を吸わない私でも白い息がすっと伸びるのだ。冬は好い季節。


観ていてにやっとしてしまうようなやつがいい。
一人でも観に行くけどやっぱり居づらいな、煙草の匂いはあまり得意じゃない。
未成年で人見知りの私はあらゆる意味で間が保てない。
それでも観に行くのはやっぱり好きだから。あと友達居ないの気にしてないし!ね!!



末期症状、何度でも観たい。

ロックはロールしてなんぼのもんじゃい


昨日は8ottoを観てきた。


一曲目から、一音目から、かっこよすぎてうっかり泣いた。
言葉にすると本当に陳腐だから今年はあまりライブの感想を書いていない。最高にかっこよくてどきどきした。来てくれてありがとう。
新曲はリョウさんのギターがすごく綺麗。音源に入るみたいだから楽しみ。新曲〜手のなる方への流れがきらきらしていて素敵だった。
アンコールでTORAさんが手を引いて客をごっそりステージに上げた。私も上がった。
アジカン後藤氏が昔、リーフの来日公演でステージに上がったエピソードを思い出した。リキッドルームとは比べものにならないキャパだけど。
寒かったし荷物も預けないまま、バッグとコートを持ったまま観たのだけど、あらかじめ預けて前に行けばよかったなあ。


終演後四人と少しずつ話した。TORAさんが私のリディムのトートを見て「かなしくなるわ…最近会わんけど元気かな」「リディムも北海道やもんね」と言っていた。「知り合い?」って訊かれると思わなかった…笑
4月のライブも観に行ったの、マエソンさんが憶えていてくれてて嬉しかった。
サインペンの貸し借りから話し始めてそのまま帰りもご一緒させていただいた方々がいたのだけど、その二人に便乗して私もマエソンさんに頭ぽんぽんされて私は黒目を見失った。
ライブで知らない方と話す機会ってほとんどなかったので嬉しかった。またどこかでお会いできると嬉しいです。


来月は今のところ予定三つ。12月9日の東京は、開演前しかお話出来ないと思うけれど出来る限りたくさんの人に挨拶したい。私をフォローしてくれてる人はほとんどアートが好きな人だから、この機会に。
チケットが今日届いて、もうすぐなんだなあと思うとちょっとどうしていいかわからない。はあ。